MRI検査について
当院の特徴
当院では、大学病院などの高度医療機関で導入されているものと同等な高性能のMRI(1.5テスラ)を設置しています。基本的には、受診した当日に検査を行い、結果もご説明します。
MRIとは
- MRIは、磁場を利用して体からの信号を拾い、精密な画像を作る装置です。
- 特に、脳、神経などの細かな組織の描出にすぐれています。
- 造影剤を用いなくても、血管を描出することができ、くも膜下出血の原因になる脳動脈瘤や、脳梗塞の原因になる脳血管の狭窄を把握することができるなど、脳卒中の予防に効果を発揮します。
- レントゲンを用いないので被爆の心配がありません。
MRIの注意事項
MRI撮影室では、強い磁場が発生しています。金属や磁気カードの持ち込みができません。安全のために、金属や義歯などを外して、検査服に着替えていただきます。
MRI検査のできない方
- 心臓ペースメーカー・埋込み型除細動装置
- 古い(1970年以前の)心臓人工弁
- 人工内耳
- 神経刺激装置
- 8週間以内の心臓ステント
- その他、材質不明な金属の入っている方(最近の金属のほとんどはMRI対応です)
MRIで注意が必要な方
- 妊娠初期
- 大きな刺青
- 古い(平成元年以前程度)の脳動脈瘤クリップ
- 水頭症用のシャントバルブのある方(再設定が必要な場合があります)